防風通聖散は下痢の副作用に注意

防風通聖散はダイエットやデトックスに用いられる漢方です。発汗、利尿、便通作用があり、これが高血圧に伴う動悸や肩こり、のぼせ、むくみ、便秘や肥満体質を改善する理由です。ただし防風通聖散は人によっては

・下痢

・食欲不振

などの副作用があらわれることがあります。防風通聖散には大黄(だいおう)、芒硝(ぼうしょう)、甘草(かんぞう)などが含まれていて、便通を改善して体内の余分な熱を冷まします。

これらは便秘改善の効果がある生薬なのですが、この作用によって下痢や食欲不振が起きてしまうことがあります。また、防風通聖散には食欲ホルモン「グレリン」の分泌を抑える作用があるので、これにより食欲不振の症状が起こることがあります。

便秘でない人が使うと薬効が強く、下痢を起こすことも

普段から便秘がちな人であれば、防風通聖散の薬効である便秘改善の効果を得られます。しかし、便秘の症状がない人が使うと、効き目が強く出て下痢を起こすことがあります。

こういった副作用があらわれても、体が慣れてきたり減量することで症状が改善することもあります。気になるのであれば1回あたりの摂取量を減らしてみるといいでしょう。

成人(15歳以上)の場合、通常は1日朝昼夕を食前または食間に飲むことになっています。そのため1回あたりに服用する1包の量を減らすか、もしくは1日3回飲むところを1~2回に減らして様子をみてみましょう。無理せず量を調節してみてください。

体力が弱っている状態では飲まない

胃腸が弱っていると生薬の成分がダイレクトにお腹に効いてしまうため、副作用が強く現れてしまいます。防風通聖散は、

体力が充実していて、

腹部に皮下脂肪が多くて、

便秘がちな人

に適する漢方です。なので、体力が弱っている状態で飲むと副作用が現れやすいです。体が虚弱な人(体力の衰えている人・体の弱い人)や胃腸が弱くてお腹を下しやすい人は、使わないほうがいいでしょう。どうしても使いたい場合には、薬剤師によく相談する必要があります。

漢方は自然由来の成分で作られているから副作用はないと勘違いしている人がいますが、医薬品と同様に体に変化をもたらす成分が含まれているので、副作用が現れることはあります。この点に注意して使いましょう。

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